近年、小学生のうちから英語を習い始めるご家庭が増え、
「うちの子は何級くらいを目標にすればいいですか?」
「できるだけ早く英検を取ったほうが有利ですか?」
というご相談をいただくことがよくあります。
以前、「高校卒業までに英検準1級を目指すメリットと印西英語の森JIJIでの実践例」という記事でもお伝えしましたが、英検は英語学習の目標として非常に優れた資格です。合格という目標があることで学習のモチベーションを保ちやすく、自分の英語力を客観的に確認することもできます。

実際、大学入試でも英検などの外部英語試験を活用する大学は年々増えています。例えば立教大学では、英語資格・検定試験のスコアを出願資格や評価の一つとして活用しており、CEFRの基準では英検準1級に「合格しただけ」のレベルよりも高いスコアが求められる場合があります。つまり、英検準1級はゴールではなく、その先の英語力が重要視される時代になっているということです。
(以前はCEFRのスコアで2021年度入試では2300点を取ると共通テストの100%換算だったのが、2023年度は2450点に引き上げられました。参考URL: https://www.asahi.com/thinkcampus/article-130723)
英語学習は、長い時間がかかるものです。したがって、高校卒までに英検準1級を取るには、早くから長く英語を学び続けられる土台を作ることが何より大切です。
今回は、印西英語の森JIJIで英語を学ぶ場合の学年ごとの英検合格目安と、継続学習を大切にする理由をご紹介します。
小学4年 英検5級
ここでは、小学3年生から英語学習を始めた場合を一つの目安として考えます。
当教室はマンツーマンレッスンですので、英検だけに特化すれば1年ほどで5級に合格することも十分可能です。しかし、低学年のうちは資格取得だけを目的にするのではなく、「英語って楽しい!」と感じてもらうことを大切にしています。
カードゲームや英会話などのアクティビティも取り入れながら、自然に英語に親しみ、その積み重ねの結果として5級にチャレンジするのが理想です。
小学5年 英検4級
5級に合格したら、約1年かけて4級を目指します。
4級にはライティングや面接試験がないため、リーディングとリスニングを中心に学習を進めます。
授業ではカードゲームや音読を繰り返し取り入れ、「英語を読む」「英語を聞く」力を少しずつ伸ばしていきます。この時期に英語を声に出して読む習慣が身につき、4級に合格の力があれば、中学以降の学習にも大きく役立ちます。
小学6年 英検3級
3級になるとライティングと二次面接が加わります。
「急に難しくなるのでは?」と心配される保護者の方もいらっしゃいますが、ライティングは日常的なテーマについて短い英文を書ければ十分対応できます。
ホームワークで3~4文程度の英作文を書き、教室で添削する。このサイクルを繰り返すことで、無理なく合格レベルまで力を伸ばしていきます。
また、面接練習もマンツーマンだからこそ、一人ひとりに合わせて丁寧に行うことができます。
小卒までに3級が取れれば、中学になってからの学校のテストはかなり楽に感じられるはずです。そうすれば、余力を他教科に費やすことができます。
中学1年 準2級・中学2年 準2プラス
中学生になると学校では文法や長文読解が本格的に始まりますが、英検準2級・準2プラスを目指すためには、高校レベルの文法や長文にも少しずつ触れていく必要があります。
中学で高校レベルの文法や長文読解はむずかしいのでは?と思われるかもしれませんが、マンツーマン指導なら生徒ごとの理解度に合わせて進められるため、無理なく先取り学習ができます。
結果として英検対策だけでなく、学校の定期テストや高校受験対策にもつながります。
中学3年~高校1年 英検2級
高校卒業までに英検準1級を目指すのであれば、中学3年生までに英検2級を取得できると、その後の学習が非常にスムーズになります。
印西英語の森JIJIでも、中学3年生で英検2級に合格した生徒がいます。
高校受験が終わると同時に準1級対策へ移ることができ、高校生活では大学受験を見据えた学習に集中できます。
また、多くの高校では英検2級を取得していることが推薦入試や総合型選抜などで評価されるケースもあり、高校受験の段階でも大きなアピールポイントになります。
私立中学では高校受験がないために、高校に入る前に短期留学をする子達が多くいますが、英検2級の力をもっていれば、現地での授業や外国人とのコミュニケーションの下地ができていると言えるでしょう。
高校2~3年 英検準1級
このペースで高校2年生までに準1級に合格できれば、大学受験では英語資格を活用できる大学の選択肢が広がります。
はじめにもお伝えしましたが、立教大学などGMARCH以上のレベルの大学を目指す場合は、高2までに準1級を取得し、さらにCEFRの高得点を目指すことで、受験にかなり有利になります。
ただ、理想は高校2年生までですが、生徒によってペースはさまざまです。
高校3年生までに準1級取得を目標とするのであれば、無理に急ぐ必要はありません。
大切なのは、「早く合格すること」ではなく、「高校卒業時に高い英語力を身につけていること」です。
毎日1時間の積み重ねが、大きな英語力になる
ここまで学年ごとの目安をご紹介しましたが、最も大切なのは毎日の学習を続けることです。
外国語習得に必要な学習時間については複数の研究や説がありますが、およそ3,000時間前後が一つの目安として紹介されることがあります。
仮に、英語教室で小学3年生から英語をスタートさせ、高校3年生まで約10年間、毎日1時間学習すれば約3,650時間になります。
もちろん、これは英語教室での授業だけではなく、自宅学習や、学校の授業での学習も含めた時間です。
学校だけでなく、英語教室や家庭学習を継続することで、大学受験や社会人になってからも通用する英語力を育てることが十分可能になります。
ジェームズ・クリア著『Atomic Habits(邦題:複利で伸びる1つの習慣)』でも紹介されているように、小さな習慣の積み重ねは、数年後には大きな成果となって現れます。
英語学習もまさに同じです。
毎日少しずつでも学び続けることが、高校卒業時の大きな差につながります。
印西英語の森JIJIで大切にしていること
印西英語の森JIJIでは、「英検に合格すること」だけを目標にはしていません。
マンツーマンレッスンだからこそ、一人ひとりの理解度や性格、得意・不得意を見ながら、最適な内容でレッスンを進めています。
英検対策はもちろん、学校の定期テスト対策、英会話、ライティング、二次面接、発音練習まで、生徒が一人では取り組みにくい内容を中心にサポートしています。
また、生徒のレベルに合ったホームワークを通して、無理なく学習習慣を身につけてもらうことも大切にしています。
週1回のレッスンでも、それを何年も積み重ねることで、英語力には大きな差が生まれます。
まとめ
英検は、小学生にとって英語学習の目標として非常に優れた資格です。しかし、本当に大切なのは、「何歳で何級を取得したか」ではなく、その後も継続して英語を学び続けられるかです。
印西英語の森JIJIでは、学年ごとの目安を参考にしながらも、生徒一人ひとりのペースを大切にし、英検・学校英語・英会話をバランスよく学べるレッスンを行っています。
英語は短期間で身につくものではありません。しかし、小さな努力を毎日積み重ねることで、高校卒業時には英検準1級、そして大学や社会でも役立つ英語力へとつながっていきます。
「早く合格すること」よりも、「長く学び続けること」。
それが、印西英語の森JIJIが最も大切にしている考え方です。



コメント