宿題をやらない子にはどう勉強させる?英検を活用した学習習慣づくり
子供にとって、正直なところ宿題はあまり楽しいものではないでしょう。漢字ドリルや計算ドリルなど、昔から変わらない定番の宿題に、保護者の方も子供の頃は嫌気がさした記憶があるのではないでしょうか。
しかし、だからといって宿題をやらなくてもよいというわけにはいきません。宿題は最低限取り組むもの。そのうえで、宿題を終えたあとに自分から進んで勉強する習慣を身につけてほしい――それが多くの保護者の願いではないでしょうか。
では、子供は宿題とどのように向き合えばよいのでしょうか。近年は学校英語の難易度も上がり、以前より家庭学習の重要性が増しています。どのような宿題を出せば学習習慣が身につくのか。そして英語を苦手にしないためには何が必要なのか。
大手英語教室・学習塾での勤務経験を経て、現在はマンツーマン専門の英語教室を運営している私が、20年以上の指導経験から得た知見をご紹介します。
宿題は「書き」ではなく「読み」を中心にする
私は以前から、「英語学習では、まず書くことより読むことを優先すべき」とお伝えしています。特に英語が苦手な子や、これから基礎力を身につけたい子には、読む力を育てることが何より重要です。
英語ができるようになるためには、リーディング力を身につけることが欠かせません。
これは基礎固めの段階だけではありません。英検2級以上を目指すようになっても、ライティングやスピーキングの力を伸ばすためには、大量の英文を読み、多くの英文パターンを頭の中に蓄積していく必要があります。
そして、「読む」ことは「書く」ことに比べて、子供にとって負担が少ない学習です。
基礎レベルでは単語を書き続けるワークや文法問題集が宿題になりがちですが、英語が苦手な子には難しく、興味も持ちにくいものです。
一方で、「読む」学習であれば、自分の好きな絵本を読んだり、カードゲームやボードゲームの英文を読んだりするだけでも十分な学習になります。そのため、多くの子供が抵抗なく取り組めます。
実際に、印西英語の森JIJIでは、レッスンやホームワークとして次のような活動を多く取り入れています。
- 絵本を読む
- 英語の漫画を読む
- ポケモンの英語の説明文を読み、当てるゲーム
- タイピングゲーム
- カードゲーム
- ボードゲーム
- タブレットゲーム
これらをご家庭で取り組む際には、保護者の方の協力も大切です。
例えば絵本なら、まず保護者の方が読んであげ、そのあとお子さんが音読する流れがおすすめです。カードゲームやボードゲームも、一緒に遊びながら英語に触れることで、自然と学習時間を増やすことができます。
小学生の英語は、書かなくても英検4級までは十分目指せる
このようなレッスンとホームワークを継続すると、「読む力」が着実に身についていきます。
その結果、単語を書く練習や本格的な文法学習をあまり行わなくても、英検4級までは十分合格を目指すことができます。
英検4級は、中学1〜2年生程度の英語力を証明できる資格です。
「英語ができた」という成功体験は、お子さんに大きな自信を与え、その後の学習意欲にもつながります。
おすすめの宿題教材
ゲームや絵本を中心としたホームワークは非常に効果的ですが、中学校・高校の定期テスト対策や、英検3級以上のライティング対策として、書く練習を取り入れたい方もいらっしゃるでしょう。
そこで、実際に教室でも使用しているおすすめ教材をご紹介します。
小学生のための英語練習帳

レベル別(1~5)に構成されており、アルファベットから中学1年生の基礎まで段階的に学べます。
アルファベット迷路や単語パズルなど、ゲーム感覚で取り組めるページも多く、英語が苦手なお子さんでも続けやすい教材です。
わかりやすいシリーズ

中学英語の定番教材です。
be動詞と一般動詞の違いから学べるため、中学英語を一から学び直したい方にもおすすめです。
まとめや復習ページは定期テストに近い形式になっており、「まずは平均点を目指したい」という生徒にぴったりのレベルです。
英検絵単

こちらは書き取り用ではなく、英検対策の単語帳です。
イラスト付きなので単語のイメージがつかみやすく、英検で頻出の単語を効率よく覚えられます。
教室では、「書いて覚える」のではなく、「見て覚える・読んで覚える」ために活用しています。
「単語は書いて覚えるべき」という考え方もありますが、英検5級・4級レベルでは、単語を見て意味が分かれば解ける問題も多くあります。
そのため、まずは書くことにこだわるよりも、英語に慣れ、読む力を身につけることを優先しています。
英語に苦手意識のある子ほど、基礎を何度も繰り返すことが大切です。
数学でも、文章題になると急につまずいてしまう子がいます。同じように英語でも、少し難しくなると勉強そのものをやめてしまうケースは少なくありません。
だからこそ、まずは「これは完璧に読める」「この単語は全部分かる」と自信を持てる教材を繰り返し取り組み、小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。
まとめ
宿題を「やらされる勉強」にしてしまうと、多くの子供は長続きしません。
だからこそ、最初は書くことよりも「読むこと」を中心にし、英語に触れる時間そのものを増やすことが大切です。絵本やゲームなど、子供が楽しみながら取り組める教材を活用すれば、自然と学習習慣が身についていきます。
そして、その積み重ねが英検合格という成功体験につながり、「英語はできる」という自信を育ててくれます。
英語は基礎の積み重ねが結果につながりやすい教科です。焦って難しい教材に手を出すよりも、「少し簡単かな」と思えるレベルを何度も繰り返すことが、英語を好きになり、長く学び続けるための近道になるでしょう。
印西英語の森JIJIでは
印西英語の森JIJIでは、「英語を好きになること」を第一に考え、書くことよりも読むことを重視したレッスンを行っています。
英語の絵本やカードゲーム、ボードゲームなどを取り入れながら、子供たちが「勉強させられている」と感じることなく、自然と英語に触れられる環境づくりを大切にしています。
また、ご家庭で無理なく続けられるホームワークもご提案し、保護者の方と一緒に学習習慣を育てていきます。
英語が苦手なお子さんや、「何から始めればいいのか分からない」という方も、お気軽にご相談ください。
無料体験レッスン・教室見学も随時受け付けています。
(お問い合わせはこちらから)


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