マンツーマン英語教室講師が考える、子供のうちに英語力を最大限伸ばす方法

目次

はじめに

こんにちは。印西英語の森JIJIの多田です。

ヨーロッパへの留学、大手英語教室での勤務、塾でのクラス・個別授業などを経験してきた自身ですが、
英語を身につける上で、特に小学・中学・高校までに取り組むべきポイントをお伝えしていきます。

小学生

小学生では、まずはとにかく単語力を身につけることが大切です。
まずは「読めること」そして「言える」を優先しましょう。スペリング、きれいに書くことは、中学生になってから
本格的に取り組めば十分です。

単語がわかるようになると、学校にいるALT(外国語指導助手)の先生の言っていることも、なんとなく意味がつかめるようになります。また、自分の知っている単語をつなぎ合わせて、外国人と少しずつでもコミュニケーションが取れるようになります。単語がわかれば、ちょっとでも、伝わる楽しさを実感できるのです。

さらに、音声学的な観点から見ると、できるだけ幼い時期に「発音」に力を入れるのはとても理にかなっています。
一般的には、小学生に上がるころまでが、英語の音をそのまま自然に吸収できる最後の時期とも言われます。
この時期にたくさん英語を聞いて、正しい発音をまねる経験を重ねることで、将来のリスニング力や発音の基礎がしっかりと身につきます。
ただ、意思疎通の楽しさを感じられるためには、単語を覚えてしまうというのが一丁目一番地(最優先課題)だと
私は考えているので、単語を覚える過程で、発音も意識するのが良いでしょう。

単語帳を使うのも良いですが、タブレットやスマホのゲームアプリで遊びながら覚えたり、カードゲームをやりながら覚えるなど、ザ・勉強!よりも、日常感のあるものというか、遊び感覚で取り組めるものが低学年のときほど
適しています。

中学生・高校生


中学生になったら、文法をはじめましょう。小学生までに学んだ英単語というブロックを、
どうつなぎあわせていくのかを学ぶことで、正確に英語でコミュニケーションをとることができるようになります。

レベルにもよりますが、基本的には、本屋さんに売っている一番かんたんそうなワークブックを買ってきて、
学校のテストの範囲に合わせて2回、できれば3回繰り返してください。
あれこれやると、混乱してしまうかも
しれませんから。

高校生になったら、ライティングやスピーキングに力を入れましょう。特にライティングを続けることで、スピーキングのスピードや正確性があがっていきます。毎日日記を英語で書いたり、スマホやPCのスケジュールやメモを英語で入力する習慣を身につけることで、英語脳が出来上がって行きます。また、最近ではChatGPTをはじめとしたAIを活用することで、書いて終わりではない、双方向のやりとりができるので、これを使わない手はありません。しかも、添削までしてくれるのでさらにおいしい!私が子供の時から欲しかった…


英検とイベント参加


教室での英検の取り組みに関して言えば、小卒までに英検3級、中卒までに英検準2級プラス、高卒までに英検準1級
目標の目安としています。英検は4技能型のテストで、一定の水準を満たせば、学校の内申の得点になったり、大学受験で有利になったりするので、モチベーションを保つ上でも効果的です。

ただ、学校の教科書と似ていて、文字を読むことがベースになっていますから、英検に並行して短期留学をしたり、
外国人とコミュニケーションをとるイベントなどに参加し、言葉が違う人と、自分が努力して学んだ英語をつかって、意思疎通ができる体験をすることが、何よりのモチベーションとなるはずです。

印西英語の森JIJIでは、この留学などをはじめとした英語での体験をしていく上での後押しをするようなレッスンを
行っています。実際、生徒さんの中には、オーストラリアやフィリピンに留学に行ってきた中高生がおり、現地での体験や、英語が通じた経験、うまく英語が伝えられずにくやしい思いをした体験などをきかせてくれます。

そうして身につけた英語力で、大人になってから本格的に英語を使うことを楽しんでもらえたらと思います。


さいごに


私は英語とドイツ語を学び続け、ドイツやカナダ、アメリカにいる友人に会いに行って一緒にご飯を食べ、酒を飲みながら、語り合うのが最大の趣味です。

うちに通う生徒たちにも、その楽しさを実感してもらいたいと思っています。

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